コンテンツにスキップする

【今日のチャート】上海が首位奪還か-中国本土の株式市場

中国本土最大の証券取引所としての 深圳の地位は短命に終わりそうだ。政策の変更で上海証取の売買代金が 膨らむと見込まれるためだ。

今日のチャートは上段で、深圳証取(緑)の1営業日当たりの平均 売買代金が昨年、1997年以来初めて上海証取(赤)を上回ったことを示 している。深圳に上場することが多い小型株に対する需要が急増したこ とが背景だ。チャート下段では、2010年初め以降で企業が新規株式公開 (IPO)を通じて集めた資金について、深圳証取(緑)の方が上海証 取(赤)より380億ドル(約3兆8600億円)多いことが分かる。中小企 業は上海証取での最低IPO規模の基準を満たせないでいた。

だが中国当局は今年3月、上場先として中小企業は上海、深圳のど ちらでも選ぶことができると表明。李克強首相は4月、海外投資家が上 海証取上場の本土株を取引できるようにする計画を打ち出した。

浙商証券は、こうしたことから深圳証取の転落が近いとしている。 同社の王偉俊ストラテジスト(上海在勤)は「この数年間、大半の上場 先が深圳証取だったため、上海証取が恐らく規則変更を促したのだろ う。今後は上海を上場先とする企業が増える公算が大きい」と述べた。

原題:Shanghai to Regain Bourse Crown From Shenzhen: Chart of the Day(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE