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アインホーン氏、バーナンキ氏の答えに「ぞっとした」

ヘッジファンド運用者のデービッ ド・アインホーン氏は、バーナンキ前米連邦準備制度理事会(FRB) 議長と最近夕食を共にした時の会話に恐ろしさを感じたと語った。アイ ンホーン氏が率いるヘッジファンド会社グリーンライト・キャピタルの 規模は100億ドル(約1兆150億円)。

アインホーン氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューに応 じ、3月26日にニューヨークでバーナンキ氏と夕食を共にしながら交わ した会話の内容について「長い間気になっていたことを全て質問するこ とができた」とした上で、「私が考えていたほど答えは好ましいもので はなかったので、少しぞっとした」と述べた。

アインホーン氏は、政策金利を5年以上ゼロ付近にとどめるという バーナンキ氏の姿勢を批判してきた。アインホーン氏は、低金利のメリ ットは時とともに薄れてプラスよりもマイナスの影響が生じると指摘す る。また金融当局の景気刺激策は所得格差につながったとも主張してい る。

同氏は会話の内容に触れ、バーナンキ氏がハイパーインフレは起こ らないと100%確信しており、ハイパーインフレは通常、戦争の後に起 こると語ったことを批判した。

アインホーン氏は「ハイパーインフレが起きると私が考えているわ けではない。どうやったら何かについて100%の確信が持てるのかとい うことだ」とし、「なぜ99%の確信ではないのか」と続けた。

同氏によれば、ゼロ金利のメリット低下の質問にバーナンキ氏は 「あなたは間違っている」と返答。バーナンキ氏は、預金者にプラスに なるよう金利を引き上げるのは経済にとっては正しい政策ではないと し、借り手の資本コストが増えるためだと説明したという。

アインホーン氏はイエレン現議長については「先入観を抱いていな い」とし、「イエレン議長に、現在の経済状況でゼロ金利を維持するよ りまっとうな根拠があるのなら私は知りたい」と述べた。

原題:Einhorn Says Bernanke Answers ‘Frightening’ During Dinner Chat(抜粋)

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