ロシアがアジア上空で哨戒活動を活発化-米軍が警告

ロシアは北東アジアで爆撃機による 長距離哨戒活動を「劇的に増やした」と、米太平洋空軍司令官が明らか にした。ウクライナの動乱をめぐり米国の同盟国との関係が悪化してい ることが背景にあるという。

カーライル司令官(大将)によると、一般に「ベア」と呼ばれるロ シアの戦略爆撃機「Tu95」がグアムに向かって飛行していたのを米国 の「F15」戦闘機が妨害した。同司令官は5日、ワシントンの米戦略国 際問題研究所(CSIS)で、ロシアは海軍の活動も強化したと述べ た。

カーライル司令官は「ロシアがウクライナやクリミアでやっている ことは、アジア太平洋で起きていることに直接的な影響を及ぼしてい る」と発言。「これまでに見られたものとしては長距離飛行で、それが 増えていることだ。彼らは長距離飛行でカリフォルニア沿岸までやって 来た。グアムを迂回(うかい)した」と続けた。

オバマ米大統領は先月、米軍基地を抱える日本と韓国を訪問した。

司令官は「ウクライナとクリミアはわれわれにとっての課題であ り、それは欧州だけでなくアジア太平洋地域にいるわれわれにとっても 課題だ」と指摘。「日本および韓国の上空を周回する長距離飛行パトロ ールの回数は激増した」と述べた。

原題:U.S. Alerts Asia to Russia’s Long-Range Bomber Patrols (1) (抜粋)

--取材協力:Alex Davis.

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