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バイエル、メルクのコンシューマー部門買収で合意-142億ドル

ドイツの製薬会社バイエルは、米同 業メルクのコンシューマー部門を142億ドル(約1兆4450億円)で買収 することで合意した。市販薬市場でトップに近いバイエルは、この立場 を強化する。

両社は6日の発表で、一部医薬品の開発と販売促進で協力すること も明らかにした。この対象には、肺動脈高血圧症の治療薬として認可さ れたバイエルのアデムパスが含まれる。メルクは協力をめぐりバイエル に10億ドル支払うが、販売目標を達成した場合は追加支払いの可能性が ある。

医薬品業界では大手が主流でない部門を切り離す動きがあり、一般 消費者向け事業を対象とする大きな取引合意としてはここ1カ月で2つ 目。スイスのノバルティスと英グラクソ・スミスクラインは4月22日、 消費者向けの合弁事業設立で合意した。

バイエルはメルクのコンシューマー部門取得により、アレルギー疾 患治療薬「クラリチン」や日焼け止めの「コパトーン」などを獲得し市 販薬事業を拡充できる。バイエルの昨年の市販薬売上高は39億ユーロ (約5530億円)で、化学製品も手掛ける同社の売上高全体の約9.7%を 占めた。

バイエルがまとめたランキングによれば、同社は市販薬市場におい て売上高で米ジョンソン・エンド・ジョンソンに次ぐ2位。

原題:Bayer to Buy Merck Consumer-Health Unit for $14.2 Billion (2)(抜粋)

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