ダブルラインCEO、米住宅市場に弱気-連動ETFは空売りを

米投資会社ダブルライン・キャピタ ルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者(CEO)が、住宅建設 会社の指数に連動する上場投資信託(ETF)の空売りを勧めた。物件 の値ごろ感が薄れ、住宅需要の減少が予想されることを理由に挙げてい る。

モーゲージ債投資に特化した「ダブルライン・トータル・リター ン・ボンド・ファンド」を運用するガンドラック氏は5日、ニューヨー クで開催された第19回ソーン・インベストメント・コンファレンスで、 「SPDR S&PホームビルダーズETF」の空売りを勧めた。

同氏は「米国のあらゆる年齢層、また都市や郊外、小さな町、周辺 地域の至る所で賃貸の魅力が増している」と発言。「住宅市場崩壊で傷 ついた若年層」は現在の金利水準が低いとは思っていないと指摘した。

不動産価格と住宅ローン金利の上昇で持ち家需要が抑えられる中 で、米国の持ち家比率は既に約19年ぶりの低水準にある。

ブルームバーグの集計データによると、ダブルライン・トータル・ リターン・ボンド・ファンド(運用資産320億ドル=約3兆2700億円) の過去3年のリターンは年6.1%と、同種ファンドの97%を運用成績で 上回る。

ガンドラック氏は、これまで不動産市場を支えてきた投資会社が保 有資産の現金化に動けば住宅供給が増えると分析。ベビーブーマー世代 による自宅の売却も供給増につながると予想した。

原題:DoubleLine’s Gundlach Recommends Betting Against Housing ETF (1)(抜粋)

--取材協力:Christopher Condon.

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