ブラジル株:続伸、5カ月ぶり高値-大統領苦戦の世論調査で

5日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が続伸し、約5カ月ぶりの高値となった。10月の大統領 選を前に実施された世論調査で、現職のルセフ大統領と予想される対立 候補との差が大きくなく、ルセフ氏が1回目の投票で勝利を決められな い可能性が示された。

ブラジル中央電力の議決権株は2.3%高と3営業日ぶりに反発。一 方、住宅建設のロッシ・レジデンシアルが4.6%安となるなど、内需関 連株が下げた。ブラジル中央銀行がまとめた調査で、エコノミスト が2014、15年の成長率見通しを下方修正したことが分かった。鉄鉱石生 産のヴァーレは0.7%安。英HSBCホールディングスとマークイッ ト・エコノミクスが5日発表した4月の中国製造業購買担当者指数( PMI)改定値で、中国の製造業活動が4カ月連続で縮小したことが示 された。中国はブラジルにとって最大の貿易相手国。

ボベスパ指数は前週末比0.9%高の53446.17と、昨年11月18日以来 の高値で引けた。指数を構成する銘柄のうち上昇が43銘柄、下落は25銘 柄。通貨レアルはサンパウロ時間午後5時25分(日本時間6日午前5 時25分)現在、1.1%安の1ドル=2.2468レアル。

グラジュアル・インベスチメントスのチーフエコノミスト、アンド レ・ペルフェイト氏は電話取材に対して、「政権が交代するとの見方か ら国有企業の株価が上昇した」と述べた。

原題:Ibovespa Advances as Poll Indicates Rousseff Would Face Runoff(抜粋)

--取材協力:Julia Leite、Anna Edgerton.

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