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欧州債(5日):ポルトガル債上昇、5年債過去最低利回り付近

5日の欧州債市場ではポルトガル債 が上昇。5年物利回りが過去最低付近となった。予防的な融資枠を確保 しなくても救済プログラムを脱却することは可能だとするコエリョ首相 発言を好感した。

ドイツ10年債利回りはほぼ1年ぶり低水準を付けた後、前週末から ほぼ変わらず。ポルトガルの救済脱却は昨年12月のアイルランドと今年 1月のスペインに続いて3番目。これで、国際社会による救済に依存し ているのはギリシャとキプロスのみとなる。

INGグループの債券ストラテジスト、アレッサンドロ・ジアンサ ンティ氏は「ポルトガル債には妙味があると引き続き考えている」と述 べた。「ポルトガルの財政健全化の実績は優良」だと指摘した上で、 「予防的な与信枠を求めなかったことは意外だった」と付け加えた。

ロンドン時間午後4時40分現在、ポルトガル5年債の利回りは前週 末比3ベーシス・ポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.46%。4 月22日には終値ベースでブルームバーグがデータを取り始めた1997年以 来で最低の2.44%を付けていた。表面利率4.75%、2019年6月償還債の 価格は0.12上昇の110.86。10年債利回りは2bp低下し3.61%。

ドイツ10年債利回りはほぼ変わらずの1.46%。一時は昨年5月27日 以来の低水準の1.44%となった。

原題:Portuguese Five-Year Yields Approach Record Low on Exit Optimism(抜粋)

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