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ウクライナ大統領選がリスク、ロシアは合法性疑う-暴動発生で

ウクライナ大統領選挙はロシア側と 欧州連合(EU)、米国の間に新たな対立を生じさせている。ロシア政 府が選挙の合法性に疑義を呈しているためだ。

ウクライナのヤヌコビッチ前大統領が2月に退陣させられて以降で 最も多くの死者が出る事態となった数時間後、ロシアのぺスコフ大統領 報道官はこうした暴動について、25日に予定されている選挙の遂行が 「馬鹿げている」ことの証拠だと指摘した。一方、オバマ米大統領とド イツのメルケル首相は今回の選挙の成否次第で米国とEUがロシアに追 加制裁を科すとしている。

ウクライナの混乱が東部地域から南部へと広がる中、大統領選が失 敗に終われば中央政府の支配力の弱さが浮き彫りになる。

IHSグローバル・インサイトのロンドン在勤シニアエコノミス ト、リリット・ゲボーギアン氏は電子メールで「5月25日の選挙の合法 性が問われることはほぼ間違いない。投票結果の大半についてモスクワ および東部と南部のロシア系ウクライナ人の多くは恐らく認めないだろ う」と指摘。「ウクライナは今回の危機における重大な局面に突入して おり、ロシアによるいわゆる人道的な介入の可能性は益々高まってい る」と述べた。

原題:Ukraine Presidential Election Seen at Risk as Violence Flares Up(抜粋)

--取材協力:Greg Giroux、Volodymyr Verbyany.

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