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ユーロ圏、欧州委が15年成長見通し下方修正-低インフレ継続

欧州連合(EU)の行政執行機関で ある欧州委員会はユーロ圏の2015年の成長見通しを下方修正した。ま た、低インフレが少なくも今後2年は景気回復を脅かすとみている。

欧州委の5日の発表によれば、2015年のユーロ圏成長率は1.7%の 見込み。2月時点の予想は1.8%だった。インフレ率は今年が0.8%、来 年が1.2%と予想されている。いずれも従来予想から下方修正され、欧 州中央銀行(ECB)が目安とする2%弱の水準を大きく下回る。

欧州委のマルコ・ブティ経済部長は発表文で「全体的に見通しが改 善したものの、各国並びにEUレベルで信頼回復措置の継続が引き続き 条件だ」と述べ、「リスクの大きい国々で必要な競争力改善と債務圧縮 は、インフレ率がEU全体で極めて低く、特にそれが長期化する場合、 達成がより困難になる」と分析した。

欧州委はユーロ圏の失業率が今年11.8%、2015年に11.4%と、過去 最高の12%から低下するとの予想も示した。

原題:EU Reduces Euro-Area Growth Forecast as Inflation Seen Slower(抜粋)

--取材協力:Karl Stagno Navarra、Fred Pals、Jonathan Stearns.

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