著名投資家バフェット氏:企業買収の狙いは持続的な価値創造

米投資・保険会社バークシャー・ハ サウェイを率いる著名投資家ウォーレン・バフェット氏は3日の年次株 主総会で、長年にわたって成長の原動力となっていた株式の銘柄選びよ りも企業買収の方が同社にとって理にかなう理由について説明した。

バフェット氏はネブラスカ州オマハのセンチュリーリンク・センタ ーに集まった数千人の株主に対し、自身とパートナーのチャールズ・マ ンガー氏は「より持続的な」価値を創造するため、大企業の買収に照準 を定めていると語った。

バークシャーの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるバフェッ ト氏(83)は、「株主のための目標として現在の当社の規模と範囲でわ れわれが本当にやりたいことは、経営の良好な大企業を妥当な価格で買 収し、時間をかけてそれを築き上げることだ」と説明。これは株式投資 とは「異なる種類の価値構築」であり、「われわれは第2段階に移っ た」と述べた。

バフェット氏は繊維メーカーだったバークシャーを半世紀で時価総 額世界5位の企業に育て上げた。CEOとしての最初の数十年間は、保 険部門の収入を利用した株式投資に専念していたが、同社の戦略はその 後進化し、今ではエネルギーや製造、運輸、小売りなどの業種の事業運 営から収益の大半を得ている。

バークシャーの年次報告書によると、1988年には保険事業の投資利 益が全体の利益の約半分を占めていたが、2013年は20%未満だった。

原題:Buffett Phase Two Means Seeking Deals More Enduring Than Stocks(抜粋)

--取材協力:Zachary Tracer.

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