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チャート分析のデマーク氏:米国株は11%の下落リスク

米国株は早ければ来週にも11%の 下落局面に入る――相場の転換点を見極めるチャート分析指標の生みの親 であるトム・デマーク氏が、いくつかの価格パターンが形成されればと いう条件付きで予想を示した。

S&P500種株価指数が日中取引で1884まで下げず、1891ポイント を上回って引けることが1度か2度あれば、天井を付けたといえると、 デマーク氏は1日の電話インタビューで述べた。同氏は2月にも似たよ うな予想を示しており、一定の条件が満たされれば、米国株は1929年の 大暴落前と似た状況に達したといえるとしていた。S&P500種はその 後、8%上昇した。

デマーク・アナリティクス(アリゾナ州スコッツデール)の創立者 である同氏は、「これらの相場目標が達成されれば、高い山が形成され ることは間違いないだろう」と指摘。「これらの指数が天井を付ける時 期はかなり近いかもしれない」と続けた。

デマーク氏によれば、ダウ工業株30種平均は取引中に1万6661ドル を超え、1万6581ドルを上回って引けることが1度あれば、下落局面に 入ると見込まれる。

記録的な企業利益と3度にわたる連邦公開市場委員会(FOMC) の量的緩和によって、株式投資は最も有力な投資先となり、相場は過去 5年間に急上昇した。S&PキャピタルIQのストラテジスト、サム・ ストーバル氏のデータによると、S&P500種は10%以上の値下がりを 伴わない上昇局面が2年7カ月近く続けている。1945年以降の記録では 1年半が平均という。

原題:Tom DeMark Says U.S. Stocks at Risk of 11% Drop as Market Peaks(抜粋)

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