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3月のユーロ圏失業率11.8%、改定された過去3カ月と同水準

ユーロ圏の3月の失業率は11.8% と、改定された過去3カ月と同水準にとどまった。債務危機がもたらし た悪影響が根強く残っている状況が示された。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)の2日の発表による と、昨年12月と今年1、2月の失業率は11.8%と、従来公表の11.9%か ら下方修正された。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミス ト29人の調査中央値では、3月は11.9%が見込まれていた。

欧州中央銀行(ECB)は景気回復の継続を見込む一方、ドラギ総 裁は先月、低迷が長引き高失業率が構造的になることを「最も懸念して いる」と語った。域内の低インフレを受け、同総裁は必要に応じて追加 刺激を行うと言明。経済成長を脅かす物価下落の危険性に対処する。

BNPパリバ(ロンドン)の欧州担当エコノミスト、エブリン・ハ ーマン氏は「ユーロ圏で高失業率が構造的になるとの懸念は全く正当な ものだ」とし、「景気回復でいずれは失業率が低下すると思うが、長年 にわたって10%を上回る水準にとどまるだろう」と語った。

ユーロの対ドル相場は統計発表後に下落。ブリュッセル時間午前11 時16分(日本時間午後6時16分)現在は1ユーロ=1.3861ドルと、前日 から0.1%未満の下げとなっている。

原題:Euro Unemployment Holds at 11.8% as Crisis Legacy Lingers (1)(抜粋)

--取材協力:Joel Rinneby.

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