きょうの国内市況(5月2日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX小幅に3日続伸、不動産や金融堅調-騰落銘柄は下げ優勢

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東京株式相場は、TOPIXが小幅に3日続伸。一部アナリストが 強気の投資判断を維持した三菱地所など不動産株が上げ、その他金融や 銀行など金融株も高い。米国経済指標で重視される雇用統計の発表、国 内の連休入りを前に積極的な買いは見送られ、東証1部の騰落銘柄数は 値下がりの方が多かった。

TOPIXの終値は前日比0.28ポイント(0.02%)高の1182.48。 日経平均株価は27円62銭(0.2%)安の1万4457円51銭と、3日ぶりに 小幅反落した。東証1部銘柄の騰落は値上がりの731に対し、値下がり は896。

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は、「米雇 用統計と連休を控え、ポジションを少し軽くする動きが続いた」と指 摘。本格化している決算発表後の株価も「個別の動きに終始している」 とし、全体を押し上げる内容にはまだ届いていないと話していた。

東証1部33業種は不動産、その他金融、海運、銀行、パルプ・紙、 情報・通信、建設、ゴム製品、証券・商品先物取引など14業種が上昇。 電気・ガス、非鉄、鉱業、水産・農林、鉄鋼、空運、繊維、倉庫・運 輸、精密機器、卸売など19業種は下げた。

売買代金上位ではソフトバンク、三菱UFJフィナンシャル・グル ープ、ローム、富士通、IHI、オリックス、ヤフー、三菱地所が上 昇。菱地所に関しては、SMBC日興証券がオフィス賃貸、マンション 分譲とも順調とし、投資判断「1」を継続した。これに対し国際石油開 発帝石、住友金属鉱山のほか、富士重工業、コロプラ、パナソニック、 三菱電機、コマツ、村田製作所、関西電力などは安い。前期業績計画を 下方修正したソニーは小幅安。東証1部の売買高は16億8757万株、売買 代金は前日比で16%減った。

●債券は続伸、米債上昇受けて買い優勢-今晩の米雇用統計に警戒感も

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債券相場は続伸。前日の米国債相場が超長期債を中心に上昇したこ とを受けて買いが優勢だった。半面、日本時間の今晩発表される米雇用 統計への警戒感が重しとなった。

長期国債先物市場で、中心限月6月物は前日比7銭高の145円04銭 で開始。いったん144円99銭まで伸び悩んだが、その後は145円台に戻し た。午後に入ると水準を切り上げ、一時は145円15銭と中心限月の日中 取引ベースで3月11日以来の高値を記録。結局は12銭高の145円09銭で 引けた。超長期国債先物の6月物は同25銭高の199円60銭で終えた。

JPモルガン・アセット・マネジメントの塚谷厳治債券運用部長 は、米国では寒波の影響で1-3月期の国内総生産(GDP)が弱くな り、米超長期ゾーンの利回りが低下し、円債先物に買いが入っていると 指摘。「海外市場での金利低下に加え、4連休前に短期売買を行う向き が不安になって売り持ち高を減らしているもよう」と話した。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の333回債利回 りは同0.5ベーシスポイント(bp)低い0.615%で始まり、午後に は0.605%に低下した。5年物の117回債利回りは0.5bp低い0.19%。20 年物の148回債利回りは1bp低い1.47%。30年物の42回債利回りは0.5bp 高い1.71%で始まり、午後に一時1.70%に低下した後、3時すぎからは 横ばいの1.705%。

●円がじり安、米雇用統計控えて対ドル102円台半ば-雇用上振れ期待

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東京外国為替市場では円がじり安。海外時間に注目の米雇用統計の 発表を控えて、雇用上振れへの期待から円売り・ドル買いが進んだ。

ドル・円相場は一時1ドル=102円50銭まで円売りが進行。午後3 時40分現在は102円48銭前後となっている。ユーロ・円相場も1ユーロ =141円台後半から一時142円04銭まで円が弱含んだ。ユーロ・ドル相場 は1ユーロ=1.38ドル台後半から一時1.3856ドルまでドルがじり高。

大和証券の亀岡裕次チーフ為替ストラテジストは、米雇用統計につ いて「どちらかというと期待を持って待っている感じだ」とした上で、 「米景気は雇用だけでなく例えば消費など全体的な回復傾向が出てきて いると思うので、円じり安という状況になりやすい」と指摘。米雇用統 計が強ければ、ドル・円は「少なくとも103円を試すぐらいの動きは十 分あり得る」とみている。

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