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スプリントとTモバイル、ロビー費増額-競売での2強阻止で

米携帯電話サービス3位スプリント と同4位TモバイルUSは来年の電波競売をめぐり、国内通信大手2強 によるスマートフォン向け周波数帯の大量取得を阻止する規制案の実現 を議会や通信監督当局に働き掛けている。

2社は今年に入って議会へのロビー活動費を約20%増額するととも に、監督当局に20回以上接触した。応札額が08年(190億ドル)以来の 規模に膨れ上がると予想される来年の電波競売が、資金力で勝るAT& Tとベライゾン・コミュニケーションズに支配されるのを防ぐためだ。

米連邦通信委員会(FCC)のウィーラー委員長は競売で、AT& Tとベライゾンが落札可能な周波数帯を制限する方針を示し、議会の一 部や2強の抵抗を受けている。AT&Tとベライゾンは規制によって応 札者が制限され、政府収入の減少につながると主張している。また、関 係者によると、スプリントの親会社ソフトバンクの孫正義社長は6月か 7月にTモバイル買収を正式提案する見通し。

米上院への届け出によると、スプリントとTモバイルのロビー活動 費は増額されたとはいえ、2強の半分に満たない。1-3月(第1四半 期)にTモバイルが使った費用は210万ドル(前年同期は180万ドル)で スプリントは124万ドル(前年同期約100万ドル)。同じ期間にAT&T は500万ドル、ベライゾンは450万ドルをそれぞれ投じた。

原題:T-Mobile Joins Sprint to Block Gobbling at U.S. Airwaves Auction(抜粋)

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