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カーライルとユニゾン:半導体部品のコバレント売却を検討-関係者

米投資会社カーライル・グループと 国内プライベート・エクイティ会社、ユニゾン・キャピタルは、2006年 に買収した半導体関連部品メーカーのコバレントマテリアル(旧東芝セ ラミックス)を売却するための準備を始めた。事情に詳しい2人の関係 者が明らかにした。

うち1人の関係者によると、売却はオークション(入札)方式で行 う模様で、売却額は500億円に達する可能性もあり、年内の売却を目指 すという。カーライルとユニゾンの広報担当者はコメントを控えた。

東芝セラミックスは2006年、経営陣による企業買収(MBO)の一 環で、カーライルとユニゾンが設立した特別目的会社の子会社となり、 翌年に東証1部上場を廃止、社名をコバレントマテリアルとした。セラ ミックス専業メーカーとして半導体関連部材やエネルギー・環境関連部 材の2分野に経営資源を集中。12年3月にはシリコンウェーハー事業の 台湾企業への譲渡を完了している。

コバレントは不採算事業の見直しを続ける中で、12年7月には社債 残高約530億円の償還を賄う資金を確保できず償還期限を延長するなど 財務的に困難な状況を経てきた。同社の半期報告書によると、13年4- 9月期の純利益は前年同期比12%増の約16億4000万円。不動産や株式の 売却や固定費の削減が増益に寄与した。

半期報告書によると、カーライルとユニゾンは9月末現在で、同社 の約95%の株式を保有している。

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