英銀ロイズ:1-3月は22%増益-コストと不良債権が減少

住宅金融で英最大手のロイズ・バン キング・グループの1-3月(第1四半期)決算は、22%増益となっ た。コスト削減や英景気の回復に伴う不良債権の減少が寄与した。

1日の発表資料によると、一時項目を除いた税引き前利益は18億ポ ンド(約3100億円)と、前年同期の14億8000万ポンドから増加。キー フ・ブリュイエット・ アンド・ウッズのアナリスト、マーク・フィン 氏は17億ポンドを見込んでいた。不良債権に絡む評価損は57%減の4 億3100万ポンド、コストは5%減の23億ポンドとなった。

インベステックのロンドン在勤アナリスト、イアン・ゴードン氏は 「堅調な1-3月期決算となった。見通しもしっかりしている」と述べ た。同氏のロイズに対する投資判断は「買い」。

同日のロンドン株式市場では、ロイズの株価は前日比5.5%高 の79.50ペンスと9カ月ぶりの大きな上げで引けた。年初来では0.8%上 昇。

英政府は3月、保有するロイズ株42億ポンド相当を放出。今後数カ 月以内に個人投資家向けにさらに保有株を売却する可能性がある。同行 は公的救済以後停止している配当の復活を今年後半に申請する見込み。

ロイズは通期の正味の利ざや見通しを上方修正。普通株の中核的自 己資本(Tier1)比率は10.7%と、2013年末時点の10.3%から上昇 した。

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