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米エクソンモービル:1-3月の利益、予想ほど悪化せず

米石油会社エクソンモービルの1- 3月(第1四半期)決算は、利益が予想ほど悪化しなかった。ただ、国 際社会のロシアに対する制裁を受け、世界有数の原油産出国である同国 を含め各国でプロジェクトを進めようとしている同社の取り組みには暗 雲が立ち込めている。

1日の同社発表によれば、純利益は91億ドル(約9310億円、1株当 たり2.10ドル)と、前年同期の95億ドル(同2.12ドル)から減少。資産 売却による11億ドルが四半期利益に寄与した。

一時項目を除いたベースの1株当たり利益は、ブルームバーグがま とめたアナリスト20人の予想平均(1.88ドル)を22セント上回った。

エクソンは今年の投資計画に398億ドルを配分。これにはロシアの ロスネフチと2011年に締結した期間29年の合意の一環である、北極圏の カラ海での計画も含まれている。

ウクライナ問題をめぐる対ロ制裁はこれまでのところ、ロスネフチ のイゴール・セチン最高経営責任者(CEO)を含む一部の個人と企業 が対象で、エクソンなどエネルギー会社がロシアの石油業界への投資を ふみとどるところまでは至っていない。ただ、制裁が強化されれば、エ ネルギーなどロシアの主要産業における欧米企業の参加を見直す可能性 はあると、プーチン露大統領は4月29日に警告している。

原題:Exxon Mobil’s First-Quarter Profit Declines Less Than Expected(抜粋)

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