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FRBの29日の会合、出口戦略の協議再開の可能性を示唆

米連邦準備制度理事会(FRB)の 理事らは29日午前に会合を開いた。記録的な規模となっている金融刺激 策からの出口戦略に関する協議を再開している可能性がある。

FRBは29日、地区連銀総裁が加わった連邦公開市場委員会 (FOMC)と「中期的な金融政策課題」を話し合うための理事会会合 を開催したと公示した。理事会が政策権限に直接関係することについて 採決、もしくは議論する準備があるときには、米サンシャイン法(情報 公開法)に基づきこうした公示が義務付けられている。

FRBだけが権限を持つ項目には超過準備の付利があり、FOMC との合同会合は当局者が2015年のある時点での利上げを準備する中でこ の政策手段をどう使うか検討している可能性を示すサインだと、ライト ソンICAPのチーフエコノミスト、ルー・クランドール氏は指摘す る。

クランドール氏は公示した理由について、「超過準備の付利に関す るFRBの見解について議論したかった」ことが考えられると述べ、 「全ての地区連銀総裁はこれまで数週間にわたりこの件を話し合ってい る」と指摘した。

FRBの広報担当、ミシェル・スミス氏はコメントを控えた。 FOMCメンバーの議論の内容は全て、3週間後に公表される議事録に 掲載される。

29日の協議はFOMCが早期の利上げを準備しているサインではな いものの、FRBのバランスシートが4兆3000億ドル(約440兆円)に 膨らむ中で出口戦略が複雑となることが見込まれるだけに、こうした議 論を行うことは時期尚早ではない。

原題:Federal Reserve Board Met in Sign Exit Strategy Under Discussion(抜粋)

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