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4月30日の米国マーケットサマリー:ダウは終値で過去最高値

ニューヨークの為替・株式・債 券・商品相場は次の通り。(表はNY午後4時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.3872   1.3812
ドル/円            102.22   102.64
ユーロ/円          141.79   141.76


株                 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率
ダウ工業株30種       16,580.84     +45.47     +.3%
S&P500種           1,883.95      +5.62     +.3%
ナスダック総合指数    4,114.56     +11.01     +.3%


債券          直近利回り 前営業日比
米国債2年物      .41%        -.03
米国債10年物     2.65%       -.04
米国債30年物     3.46%       -.02


商品 (中心限月)                     終値   前営業日比 変化率
COMEX金     (ドル/オンス)  1,295.90     -.40     -.03%
原油先物         (ドル/バレル)   99.81     -1.47    -1.45%

◎NY外国為替市場

30日のニューヨーク外国為替市場ではドルが5日続落。米連邦公開 市場委員会 (FOMC)がこの日の会合後に発表した声明で、資産購 入プログラムが終了しても「相当な期間」事実上のゼロ金利を維持する 方針を示したことが影響した。

ドルは主要通貨の大半に対して下落。FOMCは4会合連続となる 月間債券購入額の100億ドル減を発表した。朝方は第1四半期の実質国 内総生産(GDP)で経済成長の失速が示されたことに反応し、ドルは 売られた。

RBSセキュリティーズ(コネティカット州スタンフォード)の為 替ストラテジスト、ブライアン・デンジャーフィールド氏は「米金融当 局全体としてはなおも非常にハト派的だ。政策金利に関するフォワード ガイダンスも変化ない」と述べ、「FOMCは3月の声明を細かく何カ 所も変更したことから、4月の声明は比較的無難なものになるだろうと 誰もが予想していた」と続けた。

ニューヨーク時間午後2時40分現在、ブルームバーグ・ドル・スポ ット指数は0.3%下げて1007.87。

◎米国株式市場

米株式相場は続伸。ダウ工業株30種平均は過去最高値で引けた。連 邦公開市場委員会(FOMC)は景気が上向いているとの見方を示し、 債券購入ペースの縮小を続けると表明した。

ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種株価指 数は前日比0.3%高の1883.87で終了。ダウ工業株30種平均は45.47ドル (0.3%)高い16580.84ドル。昨年12月31日に記録した終値ベースの過 去最高値を更新した。ナスダック総合指数は0.3%上昇。0.8%下げる場 面もあった。

グリーンウッド・キャピタル・アソシエーツの最高投資責任者 (CIO)、ウォルター・トッド氏は「第1四半期の弱さに朝方の市場 は反応したが、金融当局は気にしていないようだ」と指摘。「声明は平 常を思わせる内容だ。第1四半期経済の悪化にFOMCがもっとハト派 的に反応していたら、恐らくよりネガティブなことになっていた」と述 べた。

◎米国債市場

米国債相場は続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)が声明で、 債券購入プログラムが終了した後も政策金利を「相当な期間」ゼロ付近 で維持する可能性が高いとあらためて説明したことが手掛かり。

声明では景気が上向いたとし、今後も「慎重なペース」で債券購入 を縮小させる可能性が高いと指摘した。そうした中でも10年債は買い進 まれた。FOMCは毎月の債券購入額を100億ドル減らし450億ドルとし た。昨年12月に債券購入の縮小を初めて発表してから4回目の縮小とな る。この日発表された1-3月(第1四半期)の米経済成長は市場の予 想以上に減速した。これに反応し、米国債は朝方から上昇していた。

ユナイテッド・ネーションズ・フェデラル・クレジット・ユニオン (ニューヨーク)の最高投資責任者(CIO)、クリストファー・サリ バン氏は「FOMCの声明は考えられるあらゆる点で予想通りだった」 とし、「今年初めの景気の弱さにのFOMCがもっと懸念を示すと考え た投資家は当てが外れた」と続けた。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間 午後2時26分現在、10年債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp、 1bp=0.01%)低下の2.67%。

◎NY金先物市場

ニューヨーク金相場は米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発 表後に下落。FOMCは債券購入プログラムを縮小したほか、景気は上 向いているとの見解を示した。

ペンション・パートナーズのチーフ投資ストラテジスト、マイケ ル・ゲイド氏(ニューヨーク在勤)は電話インタビューで、「当局が緩 和縮小コースの継続を望んでいることは明白で、一部の金投資家は市場 からの退出を望んでいる」と述べた。

ニューヨーク時間午後2時17分現在、金直物相場は0.5%安の1オ ンス=1289.86ドル。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物6 月限はこの日、前日比0.1%未満安の1オンス=1295.90ドルで終了し た。

◎NY原油先物市場

ニューヨーク原油相場は反落し、4週間ぶり安値。米国の原油在庫 が過去最高記録を更新したことが嫌気された。1-3月期の米経済成長 が失速したことも売り材料。

マニュライフ・アセット・マネジメント(ボストン)で石油・天然 ガス関連の債券ポートフォリオを運用するマネジングディレクター、ア ダム・ワイズ氏は「米国にはかなり大量の原油がある」と指摘。「米原 油市場にとっては非常に弱気な材料となり得る」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・イ ンターミディエート(WTI)先物6月限は前日比1.54ドル(1.52%) 安の1バレル=99.74ドルで終了。終値ベースで2日以来の安値。

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