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1-3月の米実質GDP速報値:年率0.1%増に減速

今年1-3月(第1四半期)の米国 経済成長は前期比年率でほとんど伸びが見られなかった。個人消費のサ ービス支出は過去14年間で最も伸びたものの、設備投資や輸出が減少し た。

米商務省が30日に発表した第1四半期の実質国内総生産(GDP、 季節調整済み、年率)速報値は前期比0.1%増加。ブルームバーグ・ニ ュースがまとめたエコノミストの予想中央値は1.2%増だった。第4四 半期は2.6%増だった。2013年の経済成長率は1.9%と、前年の2.8%か ら減速した。

経済全体のほぼ7割を占める個人消費は前期比年率で3%増。公益 事業向け支出が増えたほか、オバマ政権による医療保険制度改革法(オ バマケア)施行に伴いヘルスケア支出が増加した。

UBSセキュリティーズのエコノミスト、サミュエル・コフィン氏 は、「今回の統計内容は、輸出と投資が異常に落ち込んだことに加えて 天候が要因となっている。第2四半期は回復が期待できるだろう」と述 べた。

ヘルスケアは過去最大の伸び

ブルームバーグがまとめた予想では個人消費は2%増が見込まれて いた。GDPへの寄与度は2ポイント。

サービス支出は4.4%増と、2000年第2四半期以降で最大の伸び。 ヘルスケア支出は433億ドル増の年率1兆8500億ドルに達した。GDP への寄与度は1.1ポイントと、GDP四半期統計を開始した1947年以来 で最高だった。

一方、企業設備投資は2.1%減少した。構築物が0.2%増えた一方で 機器は5.5%のマイナスとなった。住宅投資は5.7%減と2期連続マイナ ス。

在庫投資の伸びも縮小し、GDPへの寄与度はマイナス0.6ポイン トだった。

貿易赤字は輸出の7.6%減が響いて4144億ドルと、前四半期の3828 億ドルから拡大。GDPへの寄与度はマイナス0.8ポイントとなった。

米金融当局がインフレ目標(2%)に採用している個人消費支出 (PCE)価格指数は年率1.4%上昇した。前四半期は1.1%の上昇だっ た。

ださい。

原題:Growth Frozen as U.S. Business Investment Drops With Exports (3)(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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