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仏BNP、米制裁法違反めぐるコスト膨張の可能性-株価下落

フランスの銀行最大手、BNPパリ バは30日、米国の制裁法違反の疑いに絡む費用が引き当て済みの11億ド ル(約1130億円)より大きくなる可能性があると明らかにした。株価は 大幅安となった。

同行は米当局と1-3月(第1四半期)中に協議したとし、制裁金 が引当額を大きく上回る可能性を「排除できない」と説明した。この日 発表した第1四半期決算は前年同期比5.2%の増益だった。

モンセギュール・フィナンスで運用に携わるフラソワ・ショーレ氏 は、「米国は銀行に何十億という規模の制裁金を科すことを辞さない」 と指摘。「BNPの説明では不安が残る」と話した。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)はこの日、BNP の内部調査で米国の対イラン制裁法違反が明らかになり、約20億ドルの 制裁金を支払うことになる見込みだと報じた。事情に詳しい関係者の話 として名前は挙げずに伝えた。

HSBCホールディングスやバークレイズ、ABNアムロ・バンク などの銀行も制裁破りの疑いについて、米国への支払いに同意してい る。事情に詳しい関係者によると、BNPは米連邦および州当局に訴追 されるリスクもある。BNPの広報担当、セザルティン・グレゴリオ氏 はコメントを控えた。

株価は3.2%安の54.11ユーロで終了した。

原題:BNP Warns U.S. Sanctions-Probe Costs May Swell; Shares Slump (2)(抜粋) Europe Stocks Are Little Changed as Investors Await Fed Decision

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