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クッキーなどに利用されるパーム油、干ばつ被害で価格上昇か

パーム油の主産地であるインドネシ アとマレーシアの生産が過去17年で最も厳しい干ばつの影響で脅かされ ている。今年はエルニーニョ現象の発生が予想されており、被害が拡大 する可能性がある。

両国の一部の産地では1月と2月の降雨量が50ミリを下回り、1997 年以降で最も乾燥した状態となっている。このため、パーム油の原料と なるヤシの実に影響が及んでいる。パーム油はクッキー「オレオ」やチ ョコレートバーなどに利用されている。また、気象学者によると、エル ニーニョ現象が7月初めにもタイやオーストラリアの農地に乾燥被害を 及ぼす可能性が高まっている。

生産が減少する一方、世界の需要の増加するとの見方を背景に、パ ーム油先物は3月に1年半ぶりの高値に達し、主要輸入国のインドと中 国のコスト増につながっている。インドの植物油取引大手ゴドレジ・イ ンターナショナルのディレクター、ドラブ・ミストリー氏は、干ばつが 長期化する兆しがあれば価格は来年2月か3月までに最大32%上昇し、 1トン当たり3500リンギットになるとの見通しを示した。同氏は1-3 月(第1四半期)の価格のピークを的確に予測した。

原題:Oil Used in Twix Threatened by Drought on Palm Crop: Commodities(抜粋)

--取材協力:Yoga Rusmana、Duane D. Stanford、Marvin G. Perez.

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