コンテンツにスキップする

火曜日は金曜の夜より楽しい-S&P500種が示す意外な事実

火曜日は通常、かなり退屈な日だ。 月曜日の憂鬱(ゆううつ)な感じは幾分消えるが、きちんとした職に就 いている人たちが仕事の後、飲みに繰り出して酔っぱらうにはちょっと 早過ぎる。夜、自宅で見逃せないテレビ番組があるわけでもない。

だが米株式市場はこの限りではない。火曜日は今年これまでのとこ ろ、最もエキサイティングな曜日となっている。年初から16回の火曜日 のうち、S&P500種株価指数が上昇で引けたのは14回あり、累積リタ ーンは9%を超える。同指数の昨年末からの上昇率が1%程度にすぎな いことを考えると、この数字は小さくない。他の4つの曜日は、累積リ ターンがそれぞれマイナスだ。

なぜ火曜日の相場がそれほど良いのか。短文投稿サイトのツイッタ ーには多くの見方が寄せられている。リソルツ・ウェルス・マネジメン トのジョシュ・ブラウン最高経営責任者(CEO)は次のような理論を 投稿した。個人投資家は週末に退職金口座をやり繰りする。投資信託は 月曜日に新たな資金を受け入れ、火曜日に株を買う。

スタイフェル・ニコラウスの上場投資信託(ETF)トレーディン グ・ストラテジー責任者のデーブ・ルッツ氏はこの理論にうなずいた上 で、別の理由も挙げる。

同氏は29日の電子メールで、投資家はその週の相場の変動要因とな り得る材料をにらんで、月曜日にオプションやデリバティブ(金融派生 商品)を買って損失発生に備える傾向があると指摘。そうした需要が後 退し、投資家が株式購入を本格的に始めるのが火曜日だとの見方を示し た。

原題:Tuesdays Prove Happier Than Friday Night With 9% Gain in S&P 500(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE