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独バイエル、米メルクのコンシューマー事業に買収提案-関係者

独製薬会社バイエルは同業の米メル クのコンシューマー事業の買収を提案する。実現すれば自社の製薬事業 と統合する可能性がある。メルクのコンシューマー事業に対しては英家 庭用品・医薬品メーカーのレキット・ベンキーザー・グループも全額現 金による買収案を提示しており、買収合戦となる。事情に詳しい複数の 関係者が明らかにした。

関係者のうち2人が匿名を条件に語ったところによると、バイエル は現金支払いに加え、薬剤や腫瘍、動物ヘルスケア分野の資産の交換、 あるいはこれらを含む分野での合弁事業を設立する可能性がある。メル クは自社の動物ヘルスケア部門の規模が単独で事業運営していくには不 十分だと判断しており、売却か規模拡大かのどちらかを選択する必要が ある。

関係者によると、アレルギー疾患治療薬「クラリチン」や日焼け止 めの「コパトーン」を含むメルクのコンシューマー事業をめぐるバイエ ルとレキットの買収合戦が過熱すれば、売却価格は140億ドル(約1 兆4300億円)余りに上り、事業価値の当初試算を大幅に上回る可能性が ある。

メルクとバイエル、レキットの広報担当はコメントを控えた。レキ ットは今週、メルクのコンシューマー部門の買い手候補の一角であるこ とを明らかにしている。

原題:Bayer Said to Offer Assets to Compete for Merck OTC With Reckitt(抜粋)

--取材協力:Albertina Torsoli、Ruth David、Drew Armstrong、Aaron Kirchfeld.

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