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アコムなど消費者金融株が急落、先日の麻生金融相の発言受け

アコム、アイフルなど消費者金融関 連株が急落。麻生太郎金融相が国会で、貸金業者の金利規制緩和は直ち に行わないと発言したのを受け、規制緩和期待が後退した。アコムが一 時前営業日比10%安の353円、アイフルが同9.4%安の365円、オリコが 同7.7%安の216円などとなった。

金融相は28日の参院決算委員会で、金利規制について「現時点で政 府として直ちに改定する気はない」と答弁した。ファイブスター投信投 資顧問の大木昌光ポートフォリオマネジャーは「麻生氏は2006年に貸金 業規制を強めた法改正に賛成の立場だった」と述べ、この発言が株価下 落につながったとの見方を示した。

ただ、大木氏は金利などの規制に関して、自民党内でも個々人の意 見は違うが、「法改正に向けて舵が切られつつあるという事実の方が重 要だ」とし、緩和議論が浮上していること自体はノンバンク業界にとっ てプラス材料との認識を示した。自民党では現在20%の上限金利や年収 の3分の1としている貸出総量規制の緩和などの検討を始めている。

一方、アコムについてはクレディ・スイス証券の山中威人アナリス トが28日、過払い利息返還リスクが見通せないなどとして投資判断を 「アウトパフォーム」から「中立」に格下げしている。

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