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対ロ制裁に伴うニッケル供給懸念は行き過ぎ-露ノリリスク

ニッケル生産で世界最大手、ロシア のノリリスク・ニッケルを運営する資産家ウラジミール・ポタニン氏 は、ウクライナ危機に絡む対ロ制裁に伴ってニッケル供給に支障が出る との懸念は誇張されているとの見方を示した。

インドネシアによる鉱石の輸出禁止に加え、一部の実需業者の間で 対ロ制裁強化の影響によりノリリスクの販売量が減少するとの見方が広 がっていることから、ニッケル価格は今年に入って31%上昇している。 ポタニン氏は、インドネシアが自国で処理するニッケルの生産を2年以 内に開始するため、中期的に価格は安定するとの見通しを示す。

ノリリスクの最高経営責任者(CEO)を務めるポタニン氏は24 日、モスクワ郊外でインタビューに応じ「当面、インドネシアがニッケ ル価格の主要なけん引役になるとみている。他の要因の影響は小さい」 と指摘した。インドネシアは自国のニッケル生産に投資する見通しで、 供給が不足しても同国の生産によって補充できると予想。対ロ制裁はこ れまでのところ、ノリリスクの事業に影響を及ぼしていないと述べた。

米国による対ロ制裁強化を前に、ロンドン市場のニッケル相場は28 日、約1年3カ月ぶりの高値に達した。

原題:Norilsk CEO Says Nickel Supply Concern on Sanctions Overdone (1)(抜粋)

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