コンテンツにスキップする

トヨタ:北米事業をテキサス州の新本部に集約-約4000人移転

トヨタ自動車は米国の販売、エンジ ニアリング、および金融の各事業をテキサス州ダラス近郊に集約する計 画だ。カリフォルニアとニューヨーク、ケンタッキー州から約4000人の 従業員を新たな北米本部に移籍させる。

トヨタの28日の発表によると、今回のテキサス州プラノへの移転で はカリフォルニア州トーランスにある米販売本社の約2000人のほか、ケ ンタッキー州のエンジニアリングと製造部門の約1000人、ニューヨーク 州にある持ち株会社の一部従業員に影響が及ぶ。金融子会社の約1000人 も2017年までにテキサスに移るという。本部の建設は2016年後半から17 年初めにかけて完了する予定。

今回の移転計画は、カリフォルニア州からの企業誘致を進めてきた ペリー・テキサス州知事の取り組みが奏功した形。一方で米最大の自動 車市場であり、最も厳しい排ガス規制を提唱してきたカリフォルニア州 にとっては打撃だ。トヨタのハイブリッド車「プリウス」は過去2年、 同州で最も売れ行きの良いモデルだった。ペリー知事はこれまでに何度 もカリフォルニア州を訪れて多数の企業に自州への移転を働き掛けてき た。

北米トヨタのジム・レンツ最高経営責任者(CEO)は発表文で 「当社の主要な北米事業や指導者を初めて1カ所に集めることにより、 意思決定の迅速化や最善の取り組みの共有化、当社従業員の総合的な強 みの活用に向けた態勢が整う」と指摘。「これによって、顧客を最優先 し、彼らの期待を上回る素晴らしい製品作りを続ける当社の能力が強化 されることになる」と続けた。

原題:Toyota Consolidates North American Operations at New Texas Home(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE