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きょうの国内市況(4月28日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反落、日米業績やウクライナ情勢を警戒-輸出中心広く売り

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東京株式相場は反落。米国インターネット企業の業績と株安が嫌気 されたほか、国内でも今期の業績計画が市場予想比で低調だったホンダ が売られた。ウクライナ情勢、為替の円高リスクに対する警戒もあり、 輸送用機器など輸出関連株を中心に、ガラス・土石製品など素材株、パ ルプ・紙株など幅広い業種が安い。

TOPIXの終値は前週末比9.25ポイント(0.8%)安の1160.74、 日経平均株価は141円3銭(1%)安の1万4288円23銭。

富国生命保険の山田一郎株式部長は、米国のハイテク、バイオテク ノロジー株は「バリュエーションが高い割に業績に疑問が残る」と指 摘。米国株安の結果、「米長期金利がリスクオフの動きで下がってくる と、為替がドル安・円高に向かい、日本株に影響してくる」と話した。

東証1部33業種はパルプ・紙、ガラス・土石、輸送用機器、その他 金融、海運、電気機器、金属製品、鉄鋼、保険など31業種が下落。水 産・農林と石油・石炭製品の2業種のみ小高い。

個別では、25日に示した2015年3月期の連結営業利益計画が前期 比1.3%増と小幅だったホンダが下落。JPモルガン証券の投資判断引 き下げも響いた。金融株では、日本取引所グループが午後の取引で一段 安。15年3月期の連結営業利益計画が前期比33%減の345億円と、市場 予想の518億円を大幅に下回った。

東証1部の売買高は17億4573万株、売買代金は1兆6371億円。値上 がり銘柄数は447、値下がりは1263。

●債券は上昇、株安や米債高受け買い優勢-日銀展望リポートに警戒も

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債券相場は上昇。前週末の米国債相場が上昇したことや日米株式相 場の下落を背景に買いが優勢だった。半面、日本銀行があさって発表す る「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)への警戒感が重しとなっ た。

長期国債先物市場で中心限月の6月物は前週末比4銭高の144円90 銭で開始。午後に入ると水準を切り上げ、一時は14銭高の145円00銭ま で上昇し、結局は11銭高の144円97銭で引けた。超長期国債先物の6月 物は同15銭高の199円30銭で終えた。

UBS証券の井川雄亮債券ストラテジストは、債券相場は「株安や 一時的な円高、先週末の米債高が支えとなった」と指摘。25日に先物が 3週間ぶりの安値を付けるなど売り込まれた反動も出たと述べた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の333回債利回 りは同0.5ベーシスポイント(bp)低い0.615%で始まり、その後も同水準 で推移。前週末には一時0.63%と4日以来の高水準を付けた。20年物 の148回債利回りは横ばいの1.48%。30年物の42回債利回りは0.5bp低 い1.69%で始まったが、午後に1.70%まで水準を切り上げた。

日銀が実施した長期国債買い入れオペ(総額9000億円)の結果によ ると、残存期間「1年超3年以下」、「3年超5年以下」の応札倍率は 前回よりも低下した。一方、「5年超10年以下」は上昇した。

●ドル・円が102円前半、日米金融政策を見極めへ-ウクライナ情勢警戒

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東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=102円台前半で推移 した。ウクライナ情勢緊迫への懸念からリスク回避に伴う円買いが先行 する場面も見られたが、週内に日米の金融政策発表や米雇用統計など控 えて、限定的な動きとなった。

午後3時22分現在のドル・円相場は102円26銭前後。朝方は日本株 の下落を背景に一時102円05銭まで円買いが進んだが、その動きも続か ず、午後にかけては円が伸び悩んだ。

ユーロ・円相場も1ユーロ=141円台半ばから一時140円99銭と今 月17日以来の水準まで円高が進行。その後は円買いも一服し、同時刻現 在は141円32銭前後となっている。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラ テジストは、 朝方の円買いの手掛かりは「あえて言えばウクライナ懸 念」だが、「ドル・円は先週80銭も動いておらず、広い意味での低ボラ 相場継続ということでいいと思う」と指摘。「あすは日本のゴールデン ウィークも始まるし、明後日にFOMC(米連邦公開市場委員会)と日 銀会合を控えているし、このタイミングではあまり動く気がないという 感じだ」と話した。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.38ドル台半ばから一時1.3815ドルま で下落。その後は1.38ドル台前半でもみ合い展開が続いた。

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