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ドイツ銀:1-3月減益の公算、債券トレーディング低迷で

ドイツ銀行の1-3月(第1四半 期)決算は、債券トレーディングの収入減が響き前年同期比で39%の減 益になったと見込まれる。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト10人の予想平均で は、純利益は10億1000万ユーロ(約1430億円)と前年同期の16億5000万 ユーロから減少した見込み。アナリスト9人の予想平均では、債券トレ ーディング収入は22%減の21億2000万ユーロと見込まれている。ドイツ 銀は29日に1-3月期決算を発表する。

金融政策の不透明感や地政学的リスクの高まりで投資家が売買を控 え、世界の投資銀行のトレーディング収入は打撃を受けている。加え て、ドイツ銀は厳格な自己資本規制に対応するため欧州の同業他社と同 様にバランスシートの圧縮を進めており、債券・通貨・商品 (FICC)トレーディング業務の足かせとなっている。

インディペンデント・リサーチの銀行アナリスト、シュテファン・ ボンガルト氏はフランクフルトから電話で、「ドイツ銀の今年の滑り出 しは極めて低調だった。資産圧縮によって資本比率を高めようとする取 り組みは、米国の同業他社よりも大幅な収入減を意味する」と話した。

ブルームバーグのデータによれば、米5大投資銀行のFICCトレ ーディング収入は1-3月に前年同期比13%減少した。ドイツ銀は昨 年、収入の22%を同事業から得ていた。

原題:Deutsche Bank Profit Seen Falling on Debt Trading Revenue Slump(抜粋)

--取材協力:Shane Strowmatt.

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