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米銀によるスワップ取引の国外移転の動き、CFTCが調査

米商品先物取引委員会(CFTC) は、米国内のスワップ取引規制回避に向けて国外トレーディング部門を 再編している米国の銀行の最近の動きについて調査を開始した。 CFTC関係者が明らかにした。

情報が公開されていないことを理由に関係者が匿名を条件に明らか にしたところによると、CFTCは、米銀がここ数カ月にわたって国内 の銀行および国外を拠点とする銀行との間で、米金融規制改革法(ドッ ド・フランク法)の規則の適用外でスワップ取引が可能になるよう取り 組みを進めている実態をチェックしている。

CFTCはこれまでにも取引規則の回避に向けた金融業界の取り組 みを規制する動きを見せていた。金融業界が、国外の取引を規則の適用 対象外とするCFTCの規則注記を拠り所としていたことを受け、 CFTCは昨年、追加の指針を発表した。

今回の規則回避は、ドッド・フランク法のうち米国の親会社の金融 保証を得て運営する国外の関連会社の取引に適用される規則に目を付け た動き。CFTCが昨年7月に発表した指針によれば、保証されていな い関連会社に対する監視の度合いは、国外の支社や保証されている関連 会社と比べて緩やかになっている。

匿名を希望する別の関係者3人によると、大手スワップディーラー は、価格競争を義務付けるCFTCの規則の適用外で取引ができるよ う、関連会社や特定の取引を保証の対象から除外している。

原題:Wall Street Swap-Trading Shift Abroad Said to Draw CFTC Scrutiny(抜粋)

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