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ドイツ銀、株価下落-増資観測高まる、50億ユーロ前後検討か

25日のフランクフルト市場でドイツ 銀行株が下落。同行が増資を実施するとの観測が高まり売られた。

ドイツ銀株は一時3%安となった。この日の終値は2%安の31.31 ユーロ。

ドイツ紙ハンデルスブラットはこの日、ドイツ銀が50億ユーロ (約7080億円)前後の増資を検討していると、複数の関係者の話として 伝えた。同紙が名前を示さずに引用した関係者らによれば、まだ決定さ れてはいないが増資実施となれば、その時期は年央より前か10-12月 (第4四半期)になる見込みだという。香港在勤のドイツ銀広報担当、 マイケル・ウエスト氏はコメントを控えた。

野村ホールディングスのアナリスト、ジョン・ピース氏(ロンドン 在勤)は電話で「一部投資家はドイツ銀が増資をして債券事業での市場 シェア低下を防ぐことをむしろ望むだろう」と話した。

ドイツ銀は指標金利操作や住宅ローン商品の不当販売問題が利益の 重しとなる中で財務強化に向けて資産を圧縮してきたが、これは債券ト レーディング事業での市場シェア低下につながっている。

ブルームバーグ・インダストリーズのデータによれば、ドイツ銀の 普通株Tier1資本比率は欧州と米国の大手9投資銀行の中で3番目 に低い。メディオバンカのアナリストらは24日のリポートで、ドイツ銀 が約100億ユーロ相当の増資を実施する必要があると指摘していた。

原題:Deutsche Bank Slides as Speculation Over Share Sale Intensifies (1)(抜粋) 原題:German Stocks Drop as U.S. Warns Russia on Ukraine Crisis Cost(抜粋)

--取材協力:Jan Dahinten.

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