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GPIF:運用委トップ2は有識者会議メンバーに、米沢氏と堀江氏

世界最大の年金基金である年金積立 金管理運用独立行政法人(GPIF)は、運用委員会のトップを国内債 中心の運用見直しなどを提言した有識者会議のメンバーで固めた。

24日の発表資料によると、GPIF運用委員会の委員長には早稲田 大学大学院の米沢康博教授(63)、委員長代理には野村総合研究所の堀江 貞之上席研究員が就任。両者とも公的・準公的資金の運用・リスク管理 の高度化を議論する政府の有識者会議のメンバーで、米沢氏は同会議の 伊藤隆敏座長の代理を務めた。

米沢氏は、5年に1度の年金財政検証に向けた経済前提と積立金運 用のあり方に関する専門委員会の委員や、GPIFと3共済年金の一元 化に向けた検討会の座長のほか、厚労省社会保障審議会年金部会の委員 も務めている。

堀江氏は1981年に野村総合研究所に入社。野村アセットマネジメン トのIT第一運用室長などの経歴を経て、2004年からは野村総研の上席 研究員を務めている。

田村憲久厚生労働相が22日に任命したGPIF運用委員7人のうち 米沢氏と堀江氏、連合総合生活開発研究所の菅家功専務理事の3人は有 識者会議のメンバー。現在の委員総数8人のうち、産業革新機構の能見 公一社長の任期は7月までとなっている。

三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは、GP IF運用委員会の委員刷新を受けて、「改革が早く進む可能性が高まっ た」と指摘。堀江氏については、「資本の財産を上げることにこだわっ ている。リターンへの追求を厳しい方になるだろう。あとはGPIFの 運用も投資する株のガバナンスにもこだわってる」と述べた。

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