コンテンツにスキップする

JFE副社長:「コスト削減効果が結実」-前期純利益は2.6倍

JFEホールディングスの岡田伸一 副社長は24日の決算会見で「円高の修正及び、建設や自動車分野が堅調 に推移したことに加えてコスト削減の効果が実を結んだ」と前期(2014 年3月期)決算を総括した。

同日発表した前期の連結純利益は前の期と比べ2.6倍の1024億円だ った。ブルームバーグ・データによるアナリスト17人の予想平均値 は1028億円。

経常利益は同3.3倍の1737億円。主力の鉄鋼事業の経常利益が前の 期の153億円から1262億円へと拡大した。価格の安い低品位の原料使用 比率を高めるなどのコスト削減効果が800億円の増益要因となった。

今期(15年3月期)の業績見通しは、鋼材販売価格が交渉中である ことなどを理由に未定とした。ブルームバーグ・データによるアナリス ト予想の平均は前期実績に比べて29%増の1325億円が見込まれている。

岡田副社長は国内の鉄鋼需要に関して「消費増税で大きく落ちるこ とはなく全般的に強い」と指摘。一方、中国国内で景気減速感が出てい るにもかかわらず粗鋼生産は拡大しているとして、「アジアの市況は供 給過剰状態から抜け出せず当分続くだろう」との見通しを示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE