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バフェット氏がコカ・コーラの株式報酬案に反対-投票は棄権

米投資・保険会社バークシャー・ハ サウェイのウォーレン・バフェット会長は、清涼飲料最大手の米コカ・ コーラによる従業員向け株式報酬プランに反対すると述べ、コカ・コー ラに対する愛社精神から議案に関する投票を棄権したことを明らかにし た。

バフェット氏は23日にブルームバーグテレビジョンとのインタビュ ーで、「コカ・コーラに反対票を投じることは決してできなかったが、 賛成することもできなかった」と語った。

コカ・コーラが23日に電子メールで配布した発表文によれば、株式 報酬プランには暫定集計ベースで83%が賛成票を投じた。コカ・コーラ とバークシャーの両方の株式に投資するファンドマネジャー、デービッ ド・ウィンターズ氏は、報酬プランが株式希薄化を懸念するバフェット 氏の基本的考え方に反するとして、同氏に反対するよう求めていた。

バフェット氏はウィンターズ氏が報酬プランを公に批判するのは全 く適切だと指摘。ウィンターズ氏が使った一部の数字には同意できない としながらも、過剰な株式の付与という意見には賛同すると発言。「素 晴らしい会社で、優秀な人々が経営し、素晴らしい将来があると思う」 と述べる一方、「報酬プランは行き過ぎ」との考えを示した。

バークシャーはコカ・コーラの筆頭株主。バフェット氏が買い増し を始めた1980年代から株式の保有高は12倍余りに拡大し、現在の評価額 は約163億ドル(約1兆6700億円)に達する。同氏は公の場でコカ・コ ーラの飲料をよく飲み、ムフタル・ケント最高経営責任者(CEO)と は良い友人だとインタビューでも話した。

ウィンターズ氏は既に決まったプランと最新の株式報酬プランを合 わせると、298億ドルがコカ・コーラの幹部に渡る可能性があると主張 していた。同社は2013年に長期株式報酬を約6400人の従業員に付与した と説明している。

原題:Buffett Says He Opposes Coke Pay Plan, Abstained From Voting (3)(抜粋)

--取材協力:Laura Marcinek、Duane D. Stanford、Elizabeth Dexheimer.

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