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【個別銘柄】関西電や三陽商下落、東芝も安い、航空電子急騰

きょうの日本株市場で、株価変動 材料のあった銘柄の終値は次の通り。

関西電力(9503):前日比4.2%安の884円。23日に行われた原子力 発電所の新規制基準適合性に係る審査会合の内容を同日公表し、地震動 算定における断層の上端深さを3キロメートルを基本ケースとする、と 説明した。基準地振動や耐震安全性評価の見直しが必要で、評価結果次 第で長期にわたり原子力プラントが再稼働できない可能性に言及。発電 採算の改善が遅れると懸念された。

三陽商会(8011):17%安の247円で、東証1部の下落率トップ。 英バーバリーは三陽商との「バーバリー」ブランドのライセンス契約を 打ち切り、2015年7月から日本で直営店の展開を本格化すると24日付の 日本経済新聞朝刊が報道。経営戦略の見直しを迫られる、と懸念され た。三陽商では、バーバリー社との契約継続について協議中だが、現時 点で決定した事実はないとのリリースをきょう午後に発表した。

東芝(6502):4.2%安の409円。09年に受注した米国のサウステキ サスプロジェクトの原子力発電所3、4号機をめぐり、最大600億円規 模の減損リスクが顕在化していると週刊ダイヤモンドのオンライン版 が23日に報じた。

ソニー(6758):3.1%安の1859円。全額出資の「ソニー不動産」 (資本金2億5000万円)を設立、不動産業に参入すると24日午前に発表 した。売買仲介や賃貸管理、プロパティマネジメントなど総合的なサー ビスを行い、8月から営業を開始する。新規事業を創出する取り組みの 一環としたが、既存事業との距離感の遠さに不透明感が広がった。

日本航空電子工業(6807):13%高の1809円。14年3月期の連結営 業利益は前の期比92%増の165億円と過去最高だった、と23日に発表。 主力のコネクターが海外スマートフォンやタブレットPC、自動車向け などで伸長、生産効率化や費用抑制も寄与した。15年3月期は前期 比9.1%増の180億円を見込み、市場予想の167億円を上回る。1株配当 は2円増やし、20円を計画。

住友金属鉱山(5713):3.6%高の1554円。UBS証券は23日、目 標株価を1390円から1520円に上げた。ニッケル市況の見通し引き上げに 伴い、15年3月期の営業利益予想を783億円から890億円、来期を820億 円から930億円に見直した。前期の会社計画は720億円。ロンドン金属取 引所のニッケル相場は23日、トン当たり1万8380ドルと昨年2月以来の 高値を付けている。

新日本無線(6911):19%高の366円で、東証1部の上昇率トッ プ。14年3月期の連結営業利益は前の期比55%増の22億7600万円だっ た、と23日に発表。主力の半導体分野でオペアンプや電源用ICが増 収、スマートフォン向けの微小電気機械システム(MEMS)も好調だ った。15年3月期は前期比32%増の30億円を見込む。

熊谷組(1861):8.1%高の280円。14年3月期の連結営業利益は66 億円と、従来計画の39億円から上振れたもようと23日に発表。完成工事 高の増加、完成工事総利益率の改善などが寄与した。前の期は11億6700 万円の赤字。

DMG森精機(6141):4.9%高の1321円。14年3月期の連結営業 利益は前の期比2.2倍の93億円と、従来計画の80億円から上振れたもよ うと23日に発表。受注環境の好調で、売り上げが想定を上回る。期末配 当も1株10円から12円に増やす。

新光電気工業(6967):3%高の684円。14年3月期の連結営業利 益は前の期比3.1倍の93億円と、従来計画の86億円から上振れたもよう と23日に発表。主力のフリップチップタイプパッケージが民生機器向け に伸長、ガラス端子などの堅調や円安も寄与した。

キヤノン電子(7739):3.3%安の1746円。1-3月期(第1四半 期)の連結営業利益は前年同期比18%減の19億3100万円だった、と23日 発表。デジタルカメラユニット、ハンディターミナルの低調などが響い た。前期比11%増の110億円を見込む14年12月期計画は維持。

古野電気(6814):5.2%安の660円。23日に発表した14年2月期の 連結営業利益は、前の期比23%増の14億9200万円だったが、従来計画 の23億円からは3割以上下振れた。円安などで売り上げは想定通りだっ た半面、舶用、産業用事業での競争激化が響いた。前期比54%増の23億 円を見込む15年2月期計画に不透明感が広がった。

鉄建(1815):5.2%高の305円。14年3月期の連結営業利益は25億 円と、従来計画の22億円から上振れたもようと23日に発表。手持ち工事 の施工高、受注高が想定を上回り、一般管理費の減少も寄与する。期末 に1株1円の配当を実施、2期ぶりの復配となる。

芝浦メカトロニクス(6590):4.1%高の253円。14年3月期の連結 営業利益は前の期比12倍の7億3600万円だった、と24日午後に発表。半 導体WET装置や3次元実装用フリップチップボンダなどの新成長分野 へ展開し、売り上げを伸ばした。15年3月期の連結営業利益は前期比2 倍の15億円を見込む。

だいこう証券ビジネス(8692):4.7%安の611円。15年3月期の連 結営業利益は前期比73%減の7億円を見込むと、24日午後に発表。前期 の少額投資非課税制度(NISA)開始に伴う特需の影響、ことし予定 する同社とグループ会社の東京オフィス集約に伴う移転コストなどが響 くとしている。

santec(6777):8.9%高の392円。14年3月期の連結経常利 益は前の期比56%増の3億700万円と、円安による為替差益の発生で従 来計画の2億2400万円から上振れたもようと23日に発表。期末配当も1 株4円から6円に増やす。前の期は3円。同社は光通信用部品、光測定 器メーカー。

フィックスターズ(3687):23日に東証マザーズに新規上場、取引 初日を買い気配で終え、きょう午前に公開価格の3450円に対し2.6倍と なる9040円でようやく初値を付けた。パソコンやモバイル機器の高速化 に欠かせないマルチコアプロセッサ向けソフトウエアの最適化など、ソ リューションを提供している。14年9月期の連結営業利益計画は前期 比61%増の4億800万円。終値は1万540円。

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