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中国:HSBC製造業PMI、4月も50割れ-活動の低迷続く

中国の製造業活動を測る民間の指標 は4月も引き続き活動の弱さを示した。中国経済は政策当局による景気 刺激の取り組みに対し、まだ反応していない。

英HSBCホールディングスとマークイット・エコノミクスが23日 発表した4月の中国製造業購買担当者指数(PMI)速報値は48.3。ブ ルームバーグ・ニュースがまとめた市場関係者の予想中央値と一致し た。3月の改定値(48.0)からは上昇したが、製造業活動の拡大・縮小 の分かれ目である50を引き続き下回った。

中国人民銀行(中央銀行)は22日、農村部の一部銀行の預金準備率 引き下げを発表。国務院は2日に、鉄道や住宅関連の支出や税優遇策の 適用範囲拡大など、一部の市場関係者が「ミニ刺激策」と呼ぶ措置を打 ち出した。しかし低調な製造業活動が続いていることで、李克強首相に 対して成長志向の対策拡充を求める圧力が強まる可能性がある。先週発 表された1-3月(第1四半期)の中国国内総生産(GDP)は6四半 期ぶりの低い伸びにとどまった。

野村ホールディングスの中国担当チーフエコノミスト、張智威氏 (香港在勤)は23日のリポートで、「HSBC製造業PMIは前月に比 べて上昇したが、当社は中国経済の転機のシグナルとは捉えておらず、 成長の勢いが下降傾向にあるとの見方を維持している」と説明。より広 範囲の銀行を対象とした預金準備率引き下げが5月か6月に実施される との見通しをあらためて示した。

HSBCの屈宏斌エコノミスト(香港在勤)は「内需が緩やかな改 善を示し、デフレ圧力も和らいだが、新規輸出受注と雇用が縮小した。 景気の下押しリスクがなお顕著に見られる」と分析。成長下支えのた め、数カ月以内に追加措置が発表される可能性があると指摘した。

原題:China Manufacturing Gauge Signals Economic Weakness Persists (3)(抜粋)

--取材協力:Ailing Tan.

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