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トヨタ:1-3月世界販売258万台、GM上回る-13年度1013万台

1-3月の自動車世界販売台数で、 トヨタ自動車が米ゼネラル・モーターズ(GM)や独フォルクスワーゲ ン(VW)を上回り、首位の座を守った。

ダイハツ工業、日野自動車を含めたトヨタグループ世界販売は、1 -3月に前年同期比約6%増の258万3000台となった。広報担当の角野 直輝氏が23日、電話取材に明らかにした。中国販売の回復や消費増税前 の駆け込み需要があった国内市場の伸びがけん引した。GMは同2.3% 増の242万台、VWは同5.8%増で240万台だった。VWはグループの商 用車メーカー2社の数字を含まない。

世界シェアの首位争いはトヨタ、GMにVWを交えて激しさを増し ている。2013年はトヨタが前の年に比べ2%増の998万台で2年連続の 首位だった。VWはグループの商用車メーカー、マンとスカニアを含む 合計が973万台とGMを抜いて2位に浮上。GMは4.5%増の971万台で それに続いていた。

トヨタは12、13年と連続して世界シェア首位を保ってきたが2位と の差は縮小している。同社の今年の販売計画は1032万台。VWも2014年 に1000万台の販売を計画しており、当初の想定より4年前倒しでの大台 超えを目指している。

IHSオートモーティブの西本真敏アナリストは、トヨタについて 中国や日本に加えて、景気が底打ちした欧州でも販売を増やす一方、低 迷した市場はタイやインドなど一部にとどまり、事業環境に恵まれてい たと指摘。今後「17年から18年ぐらいまで」はトヨタの首位は揺るがな いと予測するものの、それ以降は世界最大の市場で今後も高い成長が見 込まれる中国が鍵となり、「ここで勝てない限り、VWに抜かれる可能 性はある」と話した。

13年度は1013万台

世界の自動車業界で女性として初の最高経営責任者(CEO)に今 年1月就任したメアリー・バーラ氏率いるGMはリコール問題などもあ り、1-3月は米国やブラジルで販売を落としたものの、中国での販売 が前年同期比13%増と好調で全体を補った。

VWは、高級ブランドであるアウディの売れ行きがアジア地域を中 心に好調で、前年同期比12%増の41万2800台と大幅に伸びたことが寄与 した。同社販売責任者のクリスチャン・クリングラー氏は発表資料で、 「全般的に1-3月の販売の伸び方については非常に満足している」と 述べた。

トヨタは同日、13年度のグループ世界販売が前年度比4.5%増 の1013万3000台になったと発表した。トヨタ株は同日終値で前日 比0.2%安の5549円、年初来では14%の下落となっている。

--取材協力:Craig Trudell、林純子.

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