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新興国株が続落、ウクライナ4者合意の崩壊懸念で

22日の新興国の株式相場は続落。ウ クライナの緊張緩和に向けた合意が崩壊する兆しがあり、ロシアが追加 制裁を受けるとの懸念が広がった。

MSCI新興市場指数は0.2%安の1008.72。ロシア株の指標 MICEX指数は2日間の下落率が1.5%に達した。過去最大の上げを 先週記録したウクライナ通貨フリブナも売られた。人民元は1年2カ月 ぶりの安値。中国人民銀行(中央銀行)が元の中心レートを引き下げ た。ブラジルのスワップレートは1週間ぶりの低水準から上昇。同国中 央銀行のエコノミスト調査によると、インフレ率は今年、当局の目標レ ンジ上限を上回ると見込まれている。

ウクライナ東部の都市で建物を占拠している親ロシア派勢力は、先 週行われたウクライナと欧州連合(EU)、米国、ロシアの4者協議で の合意に縛られないと表明している。オバマ政権は危機の緩和で進展が 見られない限り、ロシアの銀行やエネルギー業界を対象とする措置を含 む追加制裁を行う姿勢を示している。

ウェルズ・ファーゴ・アドバンテージ・ファンズ(ウィスコンシン 州メノモニーフォールズ)のチーフ・ポートフォリオストラテジスト、 ブライアン・ヤコブセン氏は電話取材に対し、「協議では言いたいこと を言えるが、分離派は実際にこうした措置に同意するだろうか」とした 上で、「暴力の沈静化につながるコミットメントを確認できない限り、 ウクライナから良いニュースがほとんどない状況は続くだろう」と話し た。

原題:Emerging-Market Stocks Fall on Concern Russia Deal Will Collapse(抜粋)

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