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欧州株:7週ぶり大幅高-英グラクソなど医薬品上昇、M&Aで

22日の欧州株式相場は上昇。指標の ストックス欧州600指数は7週ぶり大幅高となった。企業の合併・買収 (M&A)活動を受け、ヘルスケア関連株が相場上昇をけん引した。

英製薬会社グラクソ・スミスクラインが5.2%高。同社の抗がん剤 事業をスイスのノバルティスが買収し、消費者向けの合弁事業を設立す ることで合意した。英アストラゼネカは2011年8月以来の大幅上昇で取 引を終了。同社買収について米ファイザーが非公式に協議したとの報道 がきっかけ。協議は打ち切られているという。一方、照明器具で世界最 大手、オランダのロイヤル・フィリップスは約1年ぶり大幅安。第1四 半期の利益が市場予想を下回った。

ストックス欧州600指数は前営業日比1.4%高の337.03で終了。ここ 3営業日の上げは3.2%と、昨年6月以来の大きさとなっている。先週 は1.1%上昇。米経済指標が予想を上回り、景気回復は順調との信頼感 が高まった。

PFAアセット・マネジメント(コペンハーゲン)のシニアストラ テジスト、ウィトルド・バーク氏は「ノバルティスとグラクソの合意 と、アストラゼネカをファイザーが買収する可能性のうわさで医薬品セ クターが午前にかなり上げた。M&A期待が一段と高まっており、それ がこの日の株式相場を押し上げている」と指摘。その上で、ウクライナ 情勢など「地政学的な不透明感は続いており、上がったり下がったりの ヨーヨー相場は続くだろう」と付け加えた。

欧州株はまた、予想外に改善したユーロ圏の消費者信頼感にも押し 上げられた。欧州委員会がこの日発表した4月の同指数(速報値)はマ イナス8.7。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央 値は前月と同水準のマイナス9.3だった。

この日の西欧市場ではアイスランドを除く17カ国で主要株価指数が 上昇。独DAX指数は2%、仏CAC40指数が1.2%それぞれ上げたほ か、英FTSE100指数は0.9%高。

原題:European Stocks Rise Most in Seven Weeks as Glaxo Gains on M&A(抜粋)

--取材協力:Sofia Horta e Costa.

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