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バークレイズ、商品事業の大半から撤退へ-収入減や当局懸念で

英銀バークレイズは22日、世界での 商品関連事業の大半から撤退する方針を明らかにした。商品事業からの 収入が減少する中でJPモルガン・チェースやモルガン・スタンレーに 追随する。

同行は発表文で、電子取引に重点を置き、顧客にとっての金融フロ ーを単純化するよう「焦点を定め直した」と説明。貴金属と、原油およ び米国のガス関連の金融商品、指数関連商品の事業は継続するという。 同行は1月に、原材料関連の人員を削減している。

分析会社コーリションの2月の発表によれば、世界の10大銀行では 昨年、商品関連収入が前年比で18%減少した。銀行が商品を保有・売買 することで価格を制御する可能性や、金融システムを脅かすような損失 を被るリスクを当局は懸念している。ドイツ銀行とバンク・オブ・アメ リカ(BOA)は商品事業の一部から撤退、JPモルガンとモルガン・ スタンレーは部門を売っている。

グレシャム・インベストメント・マネジメントのダグラス・ヘップ ワース執行副社長は「これは各社が向かっている方向のようだ」と述べ た。

バークレイズは「新たな規制環境の中での厳密な経済および戦略基 準に適合するよう、それぞれの事業を積極的に検証、管理するとの目標 を当行は明示しており、今回の決定はそれに沿ったものだ」と説明。財 務面への影響はないとしている。

原題:Barclays Plans to Exit Most Worldwide Commodities

--取材協力:Keith Campbell.

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