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ドイツ銀の投資判断下げ、資本懸念-JPモルガンにUBS追随

UBSはJPモルガン・チェースに 続いて、ドイツ銀行の投資判断を引き下げた。同行がコスト削減と資本 強化の取り組みを減速させるリスクを指摘した。

UBSはドイツ銀の投資判断を「ニュートラル(中立)」と、従来 の「バイ(買い)」から引き下げた。株価見通しも33ユーロと、47ユー ロから下方修正。ダニエレ・ブルプバッハー、マーテ・ネメス両氏を含 むアナリストらが22日、電子メールでリポートを配布した。

金融政策をめぐる不透明感と地政学的危機を背景に顧客が投資を手 控える中、ドイツ銀は世界的なトレーディング収入減少の影響を受けて いる。同行はまた、資本水準への投資家の懸念と規制厳格化への対応と して資産を圧縮してきた銀行の一つ。

UBSはリポートで「年初来の収入環境は予想よりも弱く、これは ドイツ銀に特に影響が大きい」と指摘。「最終損益を守るため、同行が 非中核資産の整理や事業再編を1年ほど先送りする可能性がある」との 見方を示した。

ドイツ銀の広報担当、クリスチャン・シュトレッカート氏はこの 日、電話取材に対しコメントを控えた。

JPモルガンは3日に、ドイツ銀の投資判断を「オーバーウエー ト」から「ニュートラル」に引き下げた。トレーディング勘定の再評価 に伴う普通株Tier1自己資本比率の低下が大きくなる見込みだとし たほか、資本リスクをめぐる市場の懸念を指摘した。株価見通しは38ユ ーロ(従来40ユーロ)に引き下げた。

原題:UBS Joins JPMorgan in Lowering Deutsche Bank on Capital Concern(抜粋)

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