超党派の議連「みんなで靖国神社に 参拝する国会議員の会」のメンバー147人が22日朝、東京・九段北の靖 国神社を集団で参拝した。議連事務局長の水落敏栄自民党参院議員によ ると、参加議員数は平成に入ってから3番目に多い。自民党からは高市 早苗政調会長らが参加した。

水落氏の事務所が発表した資料によると、147人の所属政党は自 民、民主、維新、みんな、結いの各党などと無所属議員。代理の秘書ら も75人いた。当初は議員146人、代理70人と発表したが、その後、人数 を追加した。議連とは別に新藤義孝総務相も12日に続いて参拝した。新 藤氏の参拝は靖国神社の樋口知明広報課長が電話取材に対し、確認し た。

議連会長の尾辻秀久元厚生労働相は参拝後に記者会見し、「いつも お参りをしており、今日も淡々とお参りをしたということだけだ」と語 った。菅義偉官房長官は22日午前、閣議後の記者会見で、閣僚の参拝に ついて「閣僚が個人の立場で参拝することは個人の信教の自由であり、 政府としては立ち入るべきではない。これが安倍政権の基本的な考え 方」との認識を示した。

安倍晋三首相は昨年12月に現役首相としては2006年の小泉純一郎氏 以来初めて靖国神社を参拝。4月21日から靖国神社で始まった春季例大 祭では「真榊(まさかき)」と呼ばれる供物を奉納したが、首相側近に よると今回は参拝を見送る見通し。安倍内閣では新藤総務相のほか、古 屋圭司拉致問題担当相も20日、靖国神社を参拝している。

中国外務省の秦剛報道官は21日、安倍首相の靖国神社への供物奉納 とこれに先立つ安倍内閣の閣僚による靖国神社参拝について抗議を表 明、「靖国神社の問題は日本とアジア諸国との関係を常に危うくする。 日本は侵略した歴史を直視し、深く反省するとともに、軍国主義とはっ きりと決別すべきだ」と語った

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