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新興国ETF下落、ウクライナ情勢緊迫でロシア追加制裁懸念

新興国市場の株価指数をベンチマー クに運用する上場投資信託(ETF)の「iシェアーズMSCIエマー ジング・マーケットETF」が21日、3営業日ぶりに下落した。ウクラ イナでの銃撃戦で犠牲者が出ており、ロシアに対する追加制裁懸念が強 まった。

21日のニューヨーク市場で同ETFは前営業日比0.6%安の41.75ド ルで終了。MSCI新興市場指数は0.1%安の1010.76。前3営業日 で3.5%上昇していたロシア株の指標のMICEX指数は下落。ロシア 通貨ルーブルは続落し、年初来の下落率は7.9%に拡大。中国では新規 株式公開(IPO)をにらんで既存の株式から資金が引き揚げられると の観測が広がり、上海総合指数は5週間で最大の下げを演じた。

ロシアはウクライナ政府が過激派を阻止できていないと批判。ウク ライナ情勢の緊迫で先週の4者協議での合意が損なわれかねず、米国で は経済制裁を求める声が高まっている。レーマン・ファイナンシャルの ジェフリー・フィリップス最高投資責任者(CIO)は「ロシア・ウク ライナ情勢が要因だ。投資家が感じ始めていた安心感のようなものを混 乱させており、新興市場の不透明感を強めている」と指摘した。

原題:Emerging-Market ETF Declines Amid Escalating Tension in Ukraine(抜粋)

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