コンテンツにスキップする

伊モンテ・パスキ、株主割当増資を7100億円に増額

イタリアのモンテ・デイ・パスキ・ ディ・シエナ銀行は公的資金の返済や資本バッファーの構築に向け50億 ユーロ(約7100億円)の株主割当増資を目指す。欧州中央銀行 (ECB)による欧州金融機関の資産精査が背景にある。

モンテ・パスキの18日の発表によると、取締役会は予定している株 主割当増資の規模を昨年11月に発表した30億ユーロから50億ユーロに引 き上げることを承認した。増額の理由について同行は、ECBの「資産 の質査定(AQR)」でマイナスの影響を受けた場合に、それを吸収で きるだけの資本バッファーを確保するためだと説明した。

2015年までの黒字転換を目指すファブリツィオ・ビオラ最高経営責 任者(CEO)は、人員削減や資産売却による経営てこ入れに取り組ん でいる。同行が増資予定額を増やした背景には、欧州連合(EU)が設 定した年内の期限までに公的資金41億ユーロの一部を返済することに同 意していることもある。

ビオラCEOがテレビ局スカイTG24に語ったところによると、株 主割当増資は6月中旬ごろに開始する。

原題:Monte Paschi Seeks EU5 Billion to Repay Aid, Build Buffer (1)(抜粋)

--取材協力:Francesca Cinelli、Marco Bertacche.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE