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イタリア債が週ベースで上昇、ECBの行動に期待

欧州債市場では、イタリア国債が週 間ベースで上昇。10年債利回りは一時、過去最低まで低下した。欧州中 央銀行(ECB)が金融緩和を拡大するとの見方が周辺国の資産に対す る需要を押し上げた。

ポルトガル10年債利回りは約8年ぶりの低水準を付けたほか、アイ ルランド10年債利回りもこれまでの最低を記録。3月のドイツ生産者物 価指数が8カ月連続で低下したことが背景にある。イタリア政府はこの 日、個人投資家を主な対象とした満期6年のインフレ連動債を206億ユ ーロ発行した。ドイツ国債は前週末からほぼ変わらず。

モニュメント・セキュリティーズのストラテジスト、マーク・オス トワルト氏(ロンドン在勤)は、ECB当局者らは「必要と判断した場 合、非伝統的措置を講じる意向を表明している」発言。さらに「周辺国 が売りを浴びると想定するシナリオではまだない」と語った。

ロンドン時間午後4時28分現在、イタリア10年債利回りは前日比2 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.12%。一時 は3.068%まで下げ、ブルームバーグが1993年にデータ集計を開始して 以降の最低となった。前週末比では9bp低下した。同国債(表面利 率4.5%、2024年3月償還)価格はこの日、0.185下げ111.845。

ポルトガル10年債利回りは1bp低下し3.74%。2006年2月以来の 低水準となる3.66%まで下げる場面もあった。週間ベースでは23bp低 下した。

ドイツ10年債利回りは3bp上げて1.51%。11日時点は1.50%だっ た。

原題:Italy’s Bonds Post Weekly Advance on Stimulus Bets, Sale Demand(抜粋)

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