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FRB議長の「6カ月発言」色あせる-政策の柔軟性を強調

米連邦準備制度理事会(FRB)の イエレン議長による「6カ月発言」は過去のものになったようだ。

イエレン議長は16日の講演で、FRBが金融政策で最大限の柔軟性 を維持し、利上げスケジュールから距離を置く姿勢を鮮明にした。

エコノミック・クラブ・オブ・ニューヨークで講演した議長は質疑 応答で、「われわれに必要なのは、現在経済で起きていることに警戒 し、それに対応することであって、今後起こることに関して事前に抱く であろう固定観念に対して配慮することではない」と語った。

イエレン議長は就任後初となった3月19日の記者会見で、利上げの 時期を量的緩和終了から「6カ月程度」と発言していた。ジェフリーズ の主任金融エコノミスト、ウォード・マッカーシー氏には16日のコメン トは、3月の発言から引き返そうという試みに映ったという。

マッカーシー氏は「FRB当局者が一連の公式発言や米連邦公開市 場委員会(FOMC)議事録を使って」3月19日から火消しに動いてい ると指摘。イエレン議長が16日にフォワードガイダンス変更が政策変更 を意味するものではないと述べた点に言及した。

3月のFOMCでは、フェデラルファンド(FF)金利が従来予想 よりも速いペースで上昇するとの当局者の見通しが示されたことから、 米国債相場は下落。イエレン議長の「6カ月発言」を受けて売りが続い ていた。

原題:Yellen’s Six Months Fade as She Stresses Policy Flexibility (1)(抜粋)

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