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中国株:上昇-GDP発表受けて景気対策の導入観測広がる

中国株式相場は金融株主導で上昇。 1-3月(第1四半期)の同国経済成長が6四半期ぶりの低い伸びにと どまったことを受け、景気対策が講じられるとの見方が広がった。

増益決算を発表した方正証券(601901 CH)は3%高となって証券 株の上げをけん引。一方、純利益の減少を明らかにしたレアアース(希 土類)生産の内蒙古包鋼稀土高科技(600111 CH)は4.1%下げた。

1-3月期の国内総生産(GDP)は前年同期比7.4%増。ブルー ムバーグがまとめた市場予想中央値は7.3%増だった。3月の工業生産 は前年同月比8.8%増と、市場予想を下回った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動する 上海総合指数の終値は前日比3.52ポイント(0.2%)高の2105.12。15日 はマネーサプライ(通貨供給量)統計でM2の伸びが過去最低となった ことから3月10日以来の大幅下落で取引を終えていた。上海、深圳両証 取のA株に連動しているCSI300指数は0.1%高。

スタンダードチャータードの投資ストラテジスト、オードリー・ゴ ー氏(シンガポール在勤)は「GDPはおおむね予想通りだったが、工 業生産が失望を誘った」と指摘。「前日発表のマネーサプライでも成長 減速が続いていることが示された。景気下支えに向けた一段の政策措置 を講じるよう求める声が再び強まっている」と述べた。

原題:Chinese Stocks Rise as Economic Data Spur Stimulus Speculation(抜粋)

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