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中国アリババ:10-12月は利益急増-IPO控え評価額は拡大も

中国のアリババ・グループ・ホール ディングの昨年10-12月(第4四半期)決算では利益が急増した。計画 中の米国での新規株式公開(IPO)を前に、アナリストの間で評価額 引き上げを準備する動きが見られる。

アリババに24%出資する米ヤフーの発表資料によると、アリババの 普通株主に帰属する純利益は13億5000万ドル(約1380億円)と、2倍余 りの増益となった。売上高は66%増の30億6000万ドル。ブルームバーグ が集計したアナリスト10人の予想平均によると、同社の評価額は2月時 点で1530億ドルだった。

アリババは昨年11月の「光棍節」(独身者の日)に過去最高の売り 上げを記録するなど販売促進策で売り上げと利益が急増した。IPOを 前に、企業買収を通じ携帯端末向けサービスの強化を図っている。同社 は先月、米国でのIPOの手続きを開始すると発表。2012年にフェイス ブックが160億ドルを集めて以来で最大規模のIPOになる可能性があ る。

Bライリーのアナリスト、サミート・シンハ氏は「予想を上回る決 算だったことから、評価額は膨らむだろう。春節(旧正月)が含まれる ため1-3月(第1四半期)も非常に堅調な業績になると期待できる」 と語った。

ヤフーの株価は15日の時間外取引で一時37.70ドルに上昇。アリバ バに約37%出資するソフトバンクも東京市場で一時7.4%高となった。

アリババは3月、中国の百貨店やスーパーマーケットを傘下に持つ 銀泰商業集団(インタイム・リテール・グループ)に約7億ドルを出資 すると発表したほか、中国の位置情報サービス会社オートナビ・ホール ディングスの買収を今月完了した。同社はIPOを控え、携帯端末向け や販売事業を強化している。

原題:Alibaba Profit Surge to Boost Valuation Ahead of Public Offering(抜粋)

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