コンテンツにスキップする

欧州株:下落、SABミラー安い-ウクライナ情勢と独景況感で

15日の欧州株式相場は下落。ウクラ イナ東部の武力衝突やドイツの景況感が予想以上に落ち込んだことが注 目された。

英ビールメーカーのSABミラーは2.3%安。南アフリカ企業ツォ ゴ・サン・ホールディングスの10億4000万ドル相当の保有株を売却する 選択肢を検討していることが売り材料となった。英豪系鉱山会社リオ・ ティントは3.1%下落。第1四半期の鉄鉱石生産が予想に届かなかっ た。一方、フランスの化粧品メーカー、ロレアルは1.1%上昇。第1四 半期に欧州で増収となったことが好感された。

ストックス欧州600指数は前日比1%安の326.58で終了。年初来で は0.5%下げている。

PFAアセット・マネジメント(コペンハーゲン)のシニアストラ テジスト、ウィトルド・バーク氏は電話インタビューで、「地政学的な 不透明感は非常に大きく、これが相場をマイナス方向に引っ張ってい る」とし、「投資家は確信が持てないでいる。週末にウクライナで緊張 が高まり、センチメントは依然として下向きに傾いている」と語った。

ウクライナのヤレマ第1副首相がチャンネル5に語ったところによ れば、ロシア空挺部隊がスラビャンスクとクラマトルスクにいる。これ より先にロシア通信(RIA)は親ロシア派の活動家を引用し、ウクラ イナの武装部隊がスラビャンスクに通じる全ての道を閉鎖したと報じて いた。ウクライナ危機の解決策を協議するため、同国とロシア、米国、 欧州連合(EU)のそれぞれの代表は17日にジュネーブに集まる予定。

ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が発表した4月の期待指 数は43.2と、前月の46.6を下回った。エコノミスト予想は45だった。同 指数は向こう6カ月の見通しを示す。

15日の西欧市場ではノルウェーを除く17カ国で主要株価指数が下落 した。英FTSE100指数は0.6%安となったほか、独DAX指数 は1.8%、仏CAC40指数は0.9%それぞれ下げた。

原題:Europe Stocks Fall, Erasing Year’s Gains, Amid Ukraine Violence(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE