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4月独ZEW景況感43.2、4カ月連続低下-景気回復にリスク

ドイツの欧州経済研究センター (ZEW)がまとめた4月の独景況感指数は、4カ月連続で低下した。 同国の景気回復がリスクにさらされていることが浮き彫りとなった。

ZEWが15日発表した4月の期待指数は43.2と、前月の46.6を下回 った。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト37人の予想中 央値は45への低下だった。昨年12月には7年ぶり高水準となる62に達し ていた。同指数は向こう6カ月の見通しを示す。

ドイツ連邦銀行(中央銀行)は1-3月(第1四半期)の経済成長 は強まったもようとの認識を示しているが、ウクライナをめぐる緊張の 高まりや中国景気減速が貿易に影響を及ぼすとの懸念が広がる中、景況 感は低下し製造業活動も鈍化している。加えてユーロ高が価格を抑え輸 出業者に打撃を与え、ユーロ圏全体の景気回復定着も危うくなってい る。

ウエストパック・バンキングのシニアエコノミスト、ジェームズ・ シャッグ氏(ロンドン在勤)は「ウクライナの緊張が再び高まり、ユー ロは上昇、中国向け輸出は減少しており、投資家の期待低下を予想する のは容易だ」と発言。そうした状況でも、ほどほどの世界的な景気拡大 と極めて低い金利が「成長への支援材料だ。こうした要因はここしばら く続いている」と付け加えた。

ZEWの発表によれば、4月の現状指数は59.5と、前月の51.3から 上昇した。

ドイツの昨年10-12月(第4四半期)成長率は前期比0.4%だっ た。今年1-3月の国内総生産(GDP)は来月15日に公表される。

原題:German Investor Confidence Declined for Fourth Month in April(抜粋) Germany April ZEW Investor Confidence: Summary (Table) (抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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